集中力が欲しければ、運動するべき

過去の自分へ

集中力を高めるために、運動をしましょう。運動すると、脳を集中できる脳へ鍛えることができます。また、運動後はドーパミンが放出されるため、数時間集中力が向上した状態になります。

運動で前頭葉を鍛えて、集中できる脳を作る

運動をすると、前頭葉が活性化します。前頭葉は使えば使うほど鍛えられ、前頭葉の機能がレベルアップします。そして、前頭葉は集中するために大切な脳の部位です。

集中するためには、選択的注意力が必要

選択的注意力は、意識を集中させるために欠かせない能力です。選択的注意力とは、ありふれた情報の中から、自分にとって重要な情報だけ選択して、それに注意を向ける能力のことです。要するに、周囲で会話している人がいたり、TVがついていたりする状況でも、いちいち気をとられない能力です。集中力を上げるためには、この選択的注意力を上げる必要があります。

運動で前頭葉を鍛えると、選択的注意力が上がる

運動することで前頭葉が鍛えられ、選択的注意力を上がります。前頭葉とは、意識を集中してその状態を維持する機能をつかさどる脳の部位です。この前頭葉が鍛えられて強化されると、選択的注意力が上がります。

運動は、前頭葉を活性化させます。前頭葉を活性化させて上げることで、前頭葉は鍛えられていきます。筋トレのように、脳も使ってあげるほど鍛えられていきます。

なぜ運動すると、前頭葉が活性化するのか

運動により集中力をつかさどる前頭葉が活性化する理由は、生きるために必要なことだからです。正確には、昔の人にとっては、運動が生きるために必要だったからです。昔の人は、食料のために狩りに出る必要がありました。獲物を捕まえるためには、集中して逃さないようにしなければなりません。つまり、脳は生きるために、狩りの時は集中するようになっています。そして、その脳の仕組みは現在も変わっていません。そのため、現在の私達の脳は、運動をすると『狩りのために集中しよう』と勘違いします。だから、運動により集中力をつかさどる前頭葉が活性化するのです。

運動でドーパミンを放出して、集中状態になる

運動をするとドーパミンが放出され、集中状態になることができます。ドーパミンが放出されると、周囲から伝わってくる雑音のボリュームを下げてくれます。そして、数時間は集中力が向上した状態になります。