モチベーションを保つことができる習慣

過去の自分へ

目標に挑戦している時、心が折れた経験はありませんか?最初はモチベーションがあったのに、立ち塞がる困難に、次第に闘う気力は無くなっていった・・・。
でも大丈夫です。当たり前のことです。目標達成に必要な、モチベーションの作り方を知らなかっただけです。モチベーション作りを習慣にすれば、目標達成までやり遂げることができます。

目標は、具体的に決める

目標は、曖昧ではなく具体的に決めることで、モチベーションを保つことができます。
例えば、ダイエットしたい時に、立てるべき目標は次のようにすべきです。

❌やせたい
⭕半年後までに、5キロやせたい

「自分が望んでいる姿」をはっきりイメージできると、目標達成までやり抜くモチベーションを保つことができます。また、期日を決めることで先延ばしをしにくくなります。

やるべきことを、具体的に計画に落とす

目標達成のために、「いつ」「何を」やるかを具体的に決めましょう。この「いつ」「何を」やるのか決めて計画を立てることを、if-thenプランニングといいます。
例えば、「5キロ痩せたい」が目標の場合、「夜8時になったら腹筋を30回する」「土日は朝9時にジムに行って1時間筋トレをする」「3時のおやつは、お菓子の代わりにナッツを食べる」などです。

「いつ」が行動を起こす合図になり、やるべきことを先延ばししにくくなります。また、if-thenプランニングを繰り返すと、「いつ」のタイミングで無意識に行動を起こせるようになります。やる気に関係なく、当たり前の習慣として行動することができます。
例えば、歯磨きも「寝る前に」「歯を磨く」を繰り返しているため、面倒な作業なはずなのに、なんの抵抗もなく行うことができるのです。

目標までの距離を意識して、フィードバックを行う

フィードバックを行い、自分が目標に正しく向かっているか確認して、軌道修正を行いましょう。そこで、フィードバックを行うにあたって、1つ意識すべきことがあります。「どこまでやり遂げたか」ではなく、「あとどれだけやらなければいけないか」を意識することです。
「どこまでやり遂げたか」を意識した場合、早い段階で達成感を感じてしまい、気が緩んでしまいます。「あとどれだけやらなければいけないか」を意識した場合、これからやるべきことを意識するため、モチベーションは維持されます。

目標達成に障害となる誘惑を対処する

「if-then代替プラン」で誘惑に対処することができます。やりたくないことの代わりに、別のことをする方法です。
例えば、
「Youtubeを見たい」→「音楽を聴く」
「ゲームをしたい」→「筋トレをする」などです。
やりたくないことを別の行動で置き換えて行動すると、誘惑に負けにくくなります。誘惑が頭の中でぐるぐるしていると、誘惑にすぐ負けてしまいます。そこで、何か行動をすることによって、誘惑を忘れることができます。

モチベーションを保つ4つの心構え

最後に、目標に挑戦するにあたって大事な4つの心構えがあります。この心構えを会得していれば、目標達成するまでやり抜くことができるでしょう。

成功することは、簡単ではないことを認識する

目標を達成することは簡単ではなく、難しいことだと意識しましょう。最善の努力をしなければならないと考えるようになります。例えば、受験で難関大学合格が目標の場合、多少の努力では合格できないと考え、必死に努力するでしょう。

失敗してもいいと考える

失敗は誰もが経験することです。上手くいってかなくても、気に病む必要はありません。

目標に向かって出会う困難を「学び」という視点で捉える

上手くいっていない時に、どうやって乗り越えるか試行錯誤することで成長できます。困難をどう乗り切るか、どう立ち向かうか考えましょう。

挫折しそうな時、自分の行動に原因があると考える。

自分に才能が無いわけではありません。作戦が悪かっただけしょう。作戦を練り直せばうまくいきます。