集中力を上げるために、カフェインがおすすめされていることは有名です。しかし、ただカフェインを摂取すればいいというわけではありません。摂取の仕方によって、さらに集中することができたり、逆に集中力が低下してしまう可能性があります。高い集中状態を作れるようになるための、正しいカフェイン摂取の方法を紹介していきます。
一度に缶コーヒー2本分(400mg)以上飲まない
カフェインを一気に摂取しすぎると、副作用が起きてしまいます。カフェインを400mg以上とると、不安感・焦燥感・頭痛・短期記憶の低下などが起きるため、400mg以上の摂取は避けましょう。また、カフェインのメリットは、300mgを超えたあたりから効果が薄くなっていくため、たくさん飲んでもさらに集中力が上がることはありません。
コーヒーにミルクを入れる
ミルクと一緒に飲むことで、コーヒーの副作用を抑えることができます。ミルクの脂肪分には、カフェインの吸収を穏やかにする働きがあるため、マイルドに脳を覚醒させてくれます。脂肪分と一緒に飲めばなんでもいいので、ヨーグルト・チーズなどでも大丈夫です。
起床から90分はカフェインを摂取しない
朝起きてすぐにカフェインを飲むと、心拍数の上昇・焦燥感・頭痛などの副作用が起きてしまうため避けましょう。人間の体は、朝6時頃からコルチゾールという覚醒系ホルモンが分泌されます。コルチゾールによって、少しづつ目が覚めていきます。朝起きてすぐにカフェインを飲むと、カフェインの覚醒作用とコルチゾールの覚醒作用が合わさって脳への刺激が強くなります。心拍数の上昇・焦燥感・頭痛などの副作用が起きてしまいます。起床から90分程でコルチゾールは減っていくので、その以降のタイミングでカフェインを摂取しましょう。
テアニンと一緒に摂取してさらに集中
カフェインの興奮作用を抑えてくれる
テアニンは、カフェインの副作用である興奮作用を抑制してくれます。
リラックス効果で集中できる
テアニンを摂取すると、α波が出現します。α波とは、リラックスした状態の脳が出す脳波です。リラックスした状態になると、集中することができます。