努力を継続するためには

その他

少ない時間から始める

少ない時間から始めることで、努力を継続しやすくなります。

その理由は2つあります。

大きな負荷をかけると、脳が努力を避けるようになる

最初から長時間頑張ろうとすると、身体に大きな負荷がかかります。身体に大きな負荷がかかると、人の脳はその行動を避けようとします。脳が努力を避けるようになってしまうため、努力を継続することができません。

まずは少ない時間から始めることで、小さな負荷を与えます。小さな負荷なら、脳はその行動を避けようとしません。そして、小さな負荷を続けることで体力がついていきます。体力が徐々についてくることで、努力の時間も徐々に増やしていくことができます。

例えば、腹筋100回を目標に始めると、すぐ挫折してしまいますよね。しかし、腹筋1回が目標なら続けることができます。そして次は2回、3回と少しづつ目標を上げていくことで、体力がついていき、いずれ腹筋100回もこなせるようになります。

達成感を味わえるため、モチベーションを維持できる

少ない時間を目標にすることで、目標を達成しやすくなります。そのため、達成感を味わいやすく、モチベーションを維持することができます。

達成感を味わえると、脳はその行動を楽しいと感じるようになります。脳は楽しいと感じる行動を積極的に取り組もうとするので、努力を続けることができます。

焦らない

焦って前に進もうとすると、途中で挫折してしまいます。焦らずに少しづつ前に進むことで、努力を継続することができます。

なぜ私たちは焦ってしまうのか?

焦ってしまう原因は主に2つあります。

  • ゴールまでの時間がないと感じてしまう
    目標達成までの道のりが遠く感じたり、期限が迫っていたりすると、焦りが生じやすくなります。
  • 周りの人が自分より進んでいるように見える
    他人と比較してしまい、自分が遅れていると感じると、焦りが募ることがあります。

焦りが招く負のスパイラル

焦りは、心身に悪影響を及ぼします。

  • 判断ミスをしてしまう
    焦ると冷静さを失い、誤った判断をしてしまう可能性が高まります。
  • 燃え尽き症候群
    焦りから来る過度な努力は、一時的には成果につながるかもしれませんが、持続可能ではありません。心身ともに疲弊し、燃え尽き症候群に陥ってしまうと、努力を続けるどころか、何もできなくなってしまう可能性があります。

焦らず、着実に進むためのヒント

  • 小さな目標を設定し、一つずつクリアする
    大きな目標を細分化し、達成可能な小さな目標を設定することで、着実に前進できます。
  • 「待つ」ことも大切
    焦らず、こつこつ努力を積み上げ、自分の成長を待つことが大切です。結果を急ぎすぎず、プロセスを楽しむことも大切です。

焦りは誰にでもある感情ですが、その感情に振り回されず、冷静さを保つことが大切です。小さな目標を立て、一つずつクリアしていくことで、焦らず着実に成長することができます。

努力するタイミングを決める

努力するタイミングを決めておくと、努力が継続しやすくなります。例えば、『朝9時になったら勉強をする』など。タイミングを決めることで、努力を継続しやくなる理由は2つあります。

先延ばししなくなる

努力するタイミングを決めておくことで、努力を先延ばししなくなります。タイミングを決めていないと、1日のうちのどこかのタイミングでやればいいと思ってしまい、だんだん後回しにしてしまい、最終的にはやらなくなってしまいます。しかし、タイミングを明確に決めておくことで、『やらなきゃ』と気持ちを切り替えるきっかけを作ることができます。気持ちを切り替えるきっかけを作ってあげることで、努力の先延ばしを防ぐことができ、努力を継続しやすくなります。

習慣化しやすい

努力するタイミングを毎日同じタイミングですることで、習慣化しやすくなります。例えば、『朝9時になったら勉強をする』を毎日繰り返していたら、自然に朝9時になると勉強をしようと脳が働きかけるようになります。これが習慣化です。習慣化することができると、モチベーションに頼らずに取り組むことができます。そのため、努力を継続しやすくなります。